長期署名(PAdES)
長期署名とは?
正しい手順で付与した電子署名やタイムスタンプの有効期間が過ぎてしまうと、電子署名やタイムスタンプは効果を失い、「誰が」「何を」「いつ」電子文書を作成したか、保証することができません。
長期署名には電子署名の役割に加えて有効期間の延長が可能となります。 電子署名の有効期間は通常だと1~3年となりますが、長期署名の場合はタイムスタンプの有効期限(通常10年)が切れる前に再度タイムスタンプを付与することで有効期間が延長されます。文書管理との連携にて有効期限を管理して、自動的に延長することも可能です。
電子文書に長期署名(PAdES)形式の電子署名・タイムスタンプを付与することで、証明書の有効期間を超えても、有効期間を10年、20年、30年・・と延長することができます。
長期署名には電子署名の役割に加えて有効期間の延長が可能となります。 電子署名の有効期間は通常だと1~3年となりますが、長期署名の場合はタイムスタンプの有効期限(通常10年)が切れる前に再度タイムスタンプを付与することで有効期間が延長されます。文書管理との連携にて有効期限を管理して、自動的に延長することも可能です。
電子文書に長期署名(PAdES)形式の電子署名・タイムスタンプを付与することで、証明書の有効期間を超えても、有効期間を10年、20年、30年・・と延長することができます。
長期署名の役割

スカイコム製品で対応している長期署名
当社製品で利用可能な電子署名の一覧です。
通常1〜3年程度、最大5年で電子署名は効力を失ってしまいますが、正しい規格の有効期間延長タイムスタンプを付与することにより、10年、20年、30年と署名検証の期間を延長できます。
- 本製品で付与できる長期署名は、ISO32000-2 の PAdES 仕様に準拠した PAdES 署名のみ。
- PAdES 署名は、有効期間延長タイムスタンプを追加することで、有効期間の延長が可能。
通常1〜3年程度、最大5年で電子署名は効力を失ってしまいますが、正しい規格の有効期間延長タイムスタンプを付与することにより、10年、20年、30年と署名検証の期間を延長できます。
種類 | 説明 | 有効期間 | 有効期間延長タイムスタンプによる延長 |
---|---|---|---|
通常署名 | タイムスタンプ無しの電子署名(証明書有効期間内の利用) | 通常1~3年程度、最大5年 |
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PAdES-Basic | 通常署名とタイムスタンプがセットになった署名(証明書有効期間以上の長期保管用) | 延長可能 |
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PAdES-Enhanced | PAdES-Basicよりセキュリティーの高いCAdESとタイムスタンプがセットになった新しい長期署名 | 延長可能 |
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PAdES-LTV | 長期署名の有効期間延長タイムスタンプ 既存の長期署名(PAdES-Basic または PAdES-Enhanced)に重ねて付与することで、署名の有効期限を延長することが可能 |
延長可能 |
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PAdES-DocTimeStamp | タイムスタンプのみ付与するPAdES署名 | 延長可能 |
|
PDFファイルに電子署名(PAdES-Basic)を付与する
※事前設定が必要です。詳細は以下のFAQをご参照ください。
※PAdES 署名はタイムスタンプを含むため、オンライン環境でなければ追加できません。
※PAdES 署名はタイムスタンプを含むため、オンライン環境でなければ追加できません。
よくある質問(FAQ)
「SkyPDF Professional」での手順
※ 詳細な手順は、オンラインマニュアルおよび、ユーザーマニュアルをご確認ください。
1PDFを開いて、署名を選択

3使用する証明書を選択後、グラフィック等の設定を行い、署名の位置を範囲指定し、名前を付けて保存

2[SKYCOM Standard Signature]を選択

4電子署名付与

署名検証
署名検証
1署名検証するPDFを開き、印影をクリックするか、[署名履歴]を開く

3検証したい署名を選択して、署名検証する

2署名履歴を開くと、署名履歴一覧が表示

4署名のプロパティを開くと、詳細な情報が表示
